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木洩れ陽の山荘

15年目の秋(2018年)
海外クライアントとの山荘建築
 長期海外生活のクライアントとの建築計画は、電話・メール等の打合せとなる。
 敷地は蔵王の林の中。積雪1mということを考慮し、雪を西側に落とす冬対策の外観とする。
そして敷地内樹木を出来る限り残し、やもうえず伐採となる木は家の暖房で使用することとした。
 林の中は木漏れ陽、窓は間接採光となることから屋根からの採光も併用。柱や梁の林に陽が
落ち、
やさしい風が舞う。周辺状況を内部に映した木漏れ陽的空間を意図する。
 高低差利用のアプローチは道路(社会)から家族を放し、絆を深める。階段と暖炉中心の平面
構成は61帖のサロン空間が2階へと続き、木漏れ陽の元、家族の気配が流れる。
 雑踏を離れ、自分を見つめ、家族との語らいの場を求める。沈黙の木漏れ陽の中、時の陽の
流れを見、自然と向き合う・・・このような瞬がこの時代を生きる我々には必要と思えた。 
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